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「foobar2000」のモバイル版、Kickstarterでの資金調達を断念

公式サイトでの支援金受け付けは継続され、開発は継続されるとのこと

「foobar2000」公式サイトでの支援金受け付けページ

　「foobar2000」の公式サイトでは14日、同ソフトのモバイル版「foobar2000 mobile」を開発するために、今月10日に開始されたクラウドファンディングサイト“Kickstarter”での資金調達を断念したことが発表された。

　ただし、「foobar2000 mobile」の開発は中止されたわけではなく、公式サイトでの支援金受け付けは継続されている。同サイトによると、最低目標額が達成されなかった場合でも搭載する機能を絞って「foobar2000 mobile」を開発する予定とのこと。

　同サイトによると資金調達ページを訪問した中の0.1％から支援を得ることができたが、目標としていた1％には遠く及んでいないため、このままでは“Kickstarter”のルールにより支援金が開発者に届かない恐れがあったという。“Kickstarter”では、期限内に支援金が目標金額へ到達しなかった場合は資金がプロジェクトへ支払われない。

　そのほか、同サイトでは収益よりもユーザーの利益を常に考えているため、インストーラーに他のソフトをバンドルする提案をすべて断っており、今後も断り続ける意向であることも発表されている。