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Mozilla、深刻度“最高”の脆弱性3件を修正した「Thunderbird」v24.6.0を公開
リモートコードを実行される危険性などに対処
(2014/6/11 16:41)
Mozillaは10日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v24.6.0を公開した。最新版ではMozillaの基準で深刻度が4段階中最も高い“最高”の脆弱性3件が修正されている。
重要度“最高”に分類されたのは、メモリの安全性に関する問題やリモートコードの実行を許す可能性に関する問題などで、Thunderbird セキュリティアドバイザリにて詳細が公開されている。
いずれの脆弱性も初期設定ではJavaScriptが無効にされているため影響を受けないものの、WebブラウザーやWebブラウザーに類似した機能を利用した場合にリスクが生じるという。
「Thunderbird」は、Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Thunderbird」
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- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8、64bit版のVista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 24.6.0(14/06/10)
URL
- Mozilla Japan - 次世代ブラウザ Firefox とメールソフト Thunderbird
- http://www.mozilla.jp/
- Thunderbird 24.6.0 リリースノート
- http://www.mozilla.jp/thunderbird/24.6.0/releasenotes/
- Thunderbird - 窓の杜ライブラリ
- http://www.forest.impress.co.jp/library/software/thunderbird/
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(市川 祐吉)