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ベジェ曲線を使ってピッチのグラフを変形できるようになった「VocalShifter」v2.43

制御点をドラッグで移動することでピッチのグラフを自由に変形できる

「VocalShifter LE」v2.43

　ピッチ編集機能などボーカル向けの補正機能を多数備えたWAVE波形編集ソフト「VocalShifter」とその無料版「VocalShifter LE」の最新版v2.43が、24日に公開された。最新版の主な変更点は、ベジェ曲線を使ってピッチのグラフを変形できるようになったこと。

　ベジェ曲線を使ったグラフの変形は、波形編集ウィンドウの“ピッチ編集”モードで選択ツールを使っている際に、［Alt］キーを押すことで利用できる。［Alt］キーを押すと選択範囲に4つの制御点が現れ、この制御点をドラッグで移動することでピッチのグラフを自由に変形することが可能。

　さらに「VocalShifter LE」でもVSTプラグインを利用できるよう、制限が変更された。ただし、プラグイン出力のビット深度が10bitに制限される。また、これに伴い本ソフト独自のプラグイン機能は廃止された。

　「VocalShifter LE」はWindows Vista/7/8に対応するフリーソフト、「VocalShifter」はWindows Vista/7/8に対応する2,160円（税込み）のシェアウェアで、いずれも現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。