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Microsoft、Windowsデスクトップ向け無償版「OneNote 2013」の機能制限を撤廃
パスワード保護、ページ履歴、録音・録画、ファイル埋め込みといった機能が利用可能に
(2015/2/16 15:51)
米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、Windowsデスクトップ向けに提供されている無償版「OneNote 2013」の機能制限をほぼ撤廃したことを、公式ブログ“Office Blogs”で明らかにした。本ソフトは昨年4月に無償化されたが、一部のプレミアム機能は有償版に限定されていた。
「OneNote」は、Microsoft製のデジタルノートアプリ。Webブラウザーから利用できる“OneNote Online”に加え、Windowsデスクトップ版、Windows ストアアプリ版、Windows Phone版、Mac版、iPad版、iPhone版、Android版のネイティブクライアントソフトがラインナップされており、いずれも無償で利用可能。作成したノートは、同社の提供するオンラインストレージサービス“OneDrive”を介して複数の環境で同期することができる。
今回新たに利用できるようになったプレミアム機能は、セクションにパスワードをかける、ページの編集履歴を参照する、録音・録画、録音・録画された音声の検索、ノートブックへのファイルの埋め込みといった機能。ただし、無償版は“Microsoft アカウント”が必須となっているほか、ノートブックをローカルへ新規作成することはできず、“OneDrive”の利用が前提となっているので注意。
Windowsデスクトップ向けの無償版「OneNote 2013」はWindows 7/8に対応しており、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
URL
- Microsoft OneNote | デバイスに対応したデジタル ノート作成アプリ
- http://www.onenote.com/
- OneNote is now (even more) free! - Office Blogs
- http://blogs.office.com/2015/02/13/onenote-now-even-free/
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(樽井 秀人)