米Panda Securityは26日(現地時間)、クラウドベースの無償ウイルス対策ソフト「Panda Cloud Antivirus Free Edition」の最新版v2.2.0を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンでは“データ シールド(Data Shield)”と呼ばれる機能が新たに追加された。これは重要なデータの内容が盗まれたり、知らないうちに置き換えられるのを防ぐ機能。あらかじめ指定したフォルダにある特定の拡張子をもつファイルへ、不審なアプリケーションがアクセスするのをブロックしてくれる。
設定画面では、監視対象のフォルダや拡張子が指定可能。アプリケーションのアクセス可否を個別に設定することもできる。
「Panda Cloud Antivirus」はWindows XP以降に対応しており、個人および非営利団体に限り無償で利用可能。それ以外のユーザーは、ファイヤーウォール機能などを搭載した有償の上位版「Panda Cloud Antivirus Pro Edition」(年額2,999円)へアップグレードする必要がある。