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【#モリトーク】第52話:デスクトップをデザインする

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#モリトーク

第52話

デスクトップをデザインする

 以前、『Windowsユーザーはカスタマイズ好き』ということをテーマに、機能面でのカスタマイズを取り上げたことがある。カスタマイズは機能だけに限らず、デスクトップ外観のカスタマイズも昔からWindowsユーザーの間で親しまれている。古くはWindows 95からWindows 2000までの時代、現在“クラシック”と呼ばれる外観しか用意されていなかった。そのため当時は、タスクバーを改造する「TClock」が絶大な人気を博し、多くの派生版も登場した。そして最近でも、「TTClock」などの類似ソフトがそのコンセプトを引き継いでいる。

「Zune Desktop Theme」

 Windows XPの時代になると、“Luna”などと呼ばれるビジュアルスタイル機能が実装され、デスクトップの外観をユーザーの手で切り替えられるようになった。ところが、同機能には制限が多く、マイクロソフト社が標準で用意したデザインしか選べなかった上、あとから追加で公開されたビジュアルスタイルも「Zune Desktop Theme」くらいしかない。カスタマイズ好きなWindowsユーザーがここに目をつけないはずもなく、同機能を非公式に“脱獄”し、さまざまなビジュアルスタイルを適用することも流行った。

 Windows Vistaが発売される頃になると、ガジェットやウィジェットが登場し、それらでデスクトップを飾るようになる。ガジェットやウィジェットを探す際に、その機能だけでなく、そのデザインを重視していた人も多かったのではないだろうか。しかし残念ながら、本コラムの第32話でも紹介したように、ガジェット・ウィジェット用のエンジンはほぼ絶滅してしまった。

 それでも、まだ生き残っているガジェットエンジンもあり、窓の杜で先週紹介したアナログ時計「System Meter」は、ガジェットエンジン「Rainmeter」用のスキンとして動作する。「Rainmeter」という名前を初めて聞いた人もいるかもしれないが、2001年から開発が続く定番のガジェットエンジンだ。ただし、一概にガジェットエンジンと言っても、Windows Vista/7などのそれとはコンセプトが異なる。

「Rainmeter」用スキン「Hanging Tags」

 通常のガジェットエンジンでは各ガジェットが独立しており、必要なものを組み合わせて利用するため、統一感がなかったり、デスクトップが煩雑になってしまうことも少なくない。一方の「Rainmeter」では、デスクトップ全体をデザインすることがまず先にあり、スキンと呼ばれるガジェットをその配置も含め、好みの壁紙に合わせて利用する。

 そのため、各所で公開されている「Rainmeter」用のスキンはデザインにこだわっていることが多いほか、複数のスキンがパッケージ化されており、スタイリッシュなデスクトップを完成した状態で得られるのが特長だ。もちろん、「System Meter」のようなスキンを単体で利用したり、パッケージ化されたスキンと組み合わせてもよい。ガジェットエンジンが絶滅しかけている今だからこそ、「Rainmeter」の価値を見直してみてはどうだろうか。

(中井 浩晶)


【アップデート情報】パッケージ・ドライバー関連 4月2日

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アップデート情報

パッケージ・ドライバー関連

4月2日

Synaptics

キヤノン(株)

サンワサプライ(株)

(株)センチュリー

センチュリー・システムズ(株)

(株)バッファロー

ヤマハ(株)

富士通(株)

重複ファイル削除ソフト「FileMany」がメジャーバージョンアップ

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ニュース

重複ファイル削除ソフト「FileMany」がメジャーバージョンアップ

類似画像の検索機能を追加

「FileMany」v2.0.0.0

 重複ファイルを検索・削除できる「FileMany」の最新版v2.0.0.0が、3月31日に公開された。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、類似画像を検索する機能が追加された。

 本機能は、設定画面の[検索方法]タブにある“検索方法”項目で“Similar (類似画像検索)”を選択することで利用可能。なお現時点ではJPEG形式のみの対応となっており、今後のバージョンアップにより対応する形式を追加していく予定とのこと。また本機能は初搭載となるため、ファイルの削除作業は慎重に行なってほしいとしている。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。

ソフトウェア情報

「FileMany」
【著作権者】
Shougo Suzaki 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.0.0.0(13/03/31)

(加藤 達也)

「EmEditor Free」が約6年ぶりに“復活”へ

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ニュース

「EmEditor Free」が約6年ぶりに“復活”へ

4月の正式リリースを目標に開発が進められている「EmEditor」v13の公開に合わせて

江村豊氏のブログ

 テキストエディター「EmEditor Professional」の開発者・江村豊氏は2日、自身のブログで「EmEditor Free」を“復活”させると発表した。

 「EmEditor Free」は「EmEditor Professional」の機能限定版。無償で提供されており人気を集めていたが、有償版の「EmEditor Professional」がその後順調にバージョンアップを重ねていったのに対し、「EmEditor Free」は2007年7月に公開されたv6.00.4を最後に更新されていなかった。

 同氏のブログによると、「EmEditor Free」は「EmEditor Professional」と統合され、30日間の試用期間ののち、機能制限が課された「Free」版を利用するか、プロダクトキーを購入して「Professional」版として継続利用するかが選択できるようになるとのこと。この変更は、4月の正式リリースを目標に開発が進められている「EmEditor」の次期バージョン「EmEditor」v13で実現されるという。

 そのほかにも、「EmEditor」v13には数多くの機能追加が行われるとのことなので期待したい。

(柳 英俊)

DivX、「Converter」に動画を回転する機能が追加された「DivX Plus」v9.1を公開

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DivX、「Converter」に動画を回転する機能が追加された「DivX Plus」v9.1を公開

任意の設定を“my preset”として保存する機能も

「DivX Plus」v9.1

 米DivX, LLCは1日(現地時間)、動画コーデックやプレイヤーなどを含むソフトウェア集「DivX Plus」の最新版v9.1を公開した。最新版の主な変更点は、動画変換ソフト「DivX Plus Converter」を中心に機能強化が図られたこと。

 たとえば、「DivX Plus Converter」でのエンコード時に動画を90度単位で回転させる機能や、任意の設定を“my preset”として保存する機能が追加された。また、SSA/ASS形式の字幕ファイルに対応したほか、字幕ファイルのドラッグ&ドロップで字幕を追加できるようになった。そのほか、“可能な場合、ビデオをパス スルーする”オプションも追加されている。

動画を90度単位で回転
任意の設定を“my preset”として保存
「DivX Plus Player」

 また、動画プレイヤー「DivX Plus Player」は起動が高速化されたほか、安定性が向上した。さらに、動画の配信機能“DivX Media Server”でPlayStation 3やAndroid端末へのMKV動画のストリーミング配信に対応した。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のWindows Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「DivX Plus」
【著作権者】
DivX, LLC
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
9.1(13/04/01)

(長谷川 正太郎)

【アップデート情報】窓の杜収録ソフト 4月2日

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アップデート情報

窓の杜収録ソフト

4月2日

画像・映像・音楽

    • PowerDVD 13 体験版

      v13.0.2720.57(13/04/02)
    • 定番DVD再生ソフトの30日使える体験版

      体験版 (製品版はダウンロード販売6,980円(税込み)など)

システム・ファイル

    • ディスクメディエーター呉葉

      v0.9.0 Beta Release(13/03/31)
    • エクスプローラ風のインターフェイスで軽快動作するCD/DVDライティングソフト

      フリーソフト (寄付歓迎)

ディスクライティングソフト「Disc Mediator 呉葉」が約2年半ぶりのアップデート

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ディスクライティングソフト「Disc Mediator 呉葉」が約2年半ぶりのアップデート

BD-RおよびBD-REの読み書きがサポートされる

「Disc Mediator 呉葉」v0.9.0 Beta Release

 ディスクライティングソフト「Disc Mediator 呉葉」の最新版v0.9.0が、3月31日に公開された。Windows NT4.0/2000/XP/2003/Vistaに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「Disc Mediator 呉葉」はディスクイメージファイルの読み書きや、ディスクの複製に対応した軽量なディスクライティングソフト。音楽CDのマスタリングにも重点が置かれており、WAVE/MP3ファイルからオンザフライで音楽CDを作成できるほか、“CD-TEXT”情報の書き込みにも対応している。また、遠隔ライティング機能や、外部アプリケーションからの操作が可能なOLEオートメーションをサポートするのも特長。

 約2年半ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、BD-RおよびBD-REの読み書きが新たにサポートされた。そのほかにも、音楽CDをマスタリングする際にMP3ファイルが正常に読み込めない問題などが修正されている。

ソフトウェア情報

「ディスクメディエーター呉葉」
【著作権者】
藤野 紘志 氏
【対応OS】
Windows NT4.0/2000/XP/2003/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
0.9.0 Beta Release(13/03/31)

(柳 英俊)

サイバーリンク、メディアプレイヤー「PowerDVD 13」の体験版を公開

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サイバーリンク、メディアプレイヤー「PowerDVD 13」の体験版を公開

WQHD解像度ディスプレイへの対応、動作速度および操作性の向上

「PowerDVD 13」

 サイバーリンク(株)は2日、定番Blu-ray Disc/DVD再生ソフトの最新版となる「PowerDVD 13」の体験版を公開した。

 v13では、本ソフトが備える映像補正機能“TrueTheater”を強化。Blu-rayやHD画質の動画をWQHD解像度(2,560×1,440)のディスプレイでアップスケール再生することが可能となった。また、高解像度ディスプレイでの使用時に自動で本ソフトのユーザーインターフェイスを170%に拡大表示する機能が用意されている。

 動作速度も向上しており、とくにBlu-ray再生開始までの待ち時間を短縮したほか、写真・動画・映像ファイルについても高速に再生することが可能。操作性も改良されており、動画をフルスクリーンで再生している際に、マウスカーソルを画面端へ移動させることで、瞬時に映像のみを表示できるようになった。また、ユーザーインターフェイスのカスタマイズが可能となり、必要な項目のみを画面上へ表示できるようになった。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応し、現在同社のWebサイトから名前やメールアドレスなどを入力してダウンロードできるほか、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。体験版は30日間試用でき、CPRMディスクの再生が行えないなどの制限が設けられている。製品版は同社サイトからダウンロード購入可能で、価格は最上位版となる“Ultra”版が11,800円(税込み)など。

ソフトウェア情報

「PowerDVD 13」
【著作権者】
CyberLink Corp.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
体験版(製品版はダウンロード販売 11,800円(税込み)など)
【バージョン】
13.0.2720.57(13/04/02)

(加藤 達也)


Amazon、自動ファイル同期機能が追加された「Amazon Cloud Drive」v2.0を公開

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Amazon、自動ファイル同期機能が追加された「Amazon Cloud Drive」v2.0を公開

インストール時に設定したフォルダとオンラインストレージ上のファイルを同期可能

「Amazon Cloud Drive」v2.0.2013.841

 Amazon.com, Inc.は、同社が運営する5GBまで無料のオンラインストレージサービス“Amazon Cloud Drive”の公式クライアントソフト「Amazon Cloud Drive」の最新版v2.0.2013.841を公開した。最新版の主な変更点は、Dropbox風の自動ファイル同期機能が追加されたこと。

 インストール時に設定した同期フォルダ内にオンラインストレージ上のファイルを自動でダウンロードしたり、同期フォルダ内に保存したファイルを自動でオンラインストレージへアップロードできる。また、本ソフトのタスクトレイアイコンをクリックすれば、同期フォルダを開くことが可能。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Amazon Cloud Drive」
【著作権者】
Amazon.com, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.2013.841

(長谷川 正太郎)

ダイジェストニュース(4月2日)

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ダイジェストニュース

ダイジェストニュース(4月2日)

「UltraDefrag」がWindows 8に正式対応 ほか

ソフトウェア

インフォメーション

(窓の杜編集部)

【杜のAndroid研究室】第138回:Android端末でWindowsをリモートコントロール「ウィンドウズコントローラー」

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杜のAndroid研究室

第138回

Android端末でWindowsをリモートコントロール「ウィンドウズコントローラー」

デスクトップを表示するだけでなく、特定ソフト専用のコントローラーとして利用可能

 『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、Android端末をPCのコントローラーにできるアプリ「ウィンドウズコントローラー」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。

クライアントソフトをインストールしたPCをリモート操作

「ウィンドウズコントローラー」

 「ウィンドウズコントローラー」は、Android端末をPCのコントローラーにして、リモート操作できるアプリ。通常のリモートデスクトップアプリのように、PCのデスクトップをAndroidの画面に表示して操作するだけでなく、“スキン”を切り替えることでAndroidの画面を特定ソフト専用のコントローラーやテンキーにして、PCでのさまざまな入力操作を行うことが可能。利用するにはあらかじめPCへWindows XP/Vista/7/8に対応した無料のクライアントソフトをインストールしておく必要がある。クライアントソフトのインストール時には、ドライバーのインストールが同時に行われる。また、ミラーディスプレイドライバー「DFMirage」を別途インストールすることで、使用時のCPUの負荷を軽減することが可能となっている。

 本アプリでリモート操作する際の接続方法は、無線LAN接続のほか、Bluetooth経由やインターネット経由の接続も選択可能。なお、インターネット経由で接続する際には、PCが接続されたルーターなどの設定で任意のポートを開放する必要がある。無線LAN経由で接続する場合は、PCのクライアントソフトを起動し、[接続]タブで“LAN”を選択して[接続]ボタンをクリックする。次に、[ログ]タブを選択すると、IPアドレスとポート番号が表示されているので確認しよう。

 続いて、Androidアプリの起動画面のメニューから設定画面を表示したら、[接続]ツリーを展開して[追加]項目を選択する。次に、表示された画面で[TCP/IP]項目を選択して先ほどのIPアドレスとポート番号を入力し、[OK]ボタンを押す。接続設定は以上で完了だが、PCのデスクトップをAndroidの画面に表示するためには、さらに、[スクリーン]ツリーの“表示方法”ラジオボタンで[キャプチャ]項目を選択する必要がある。また、[スクリーン]ツリーの下部では、Androidに転送するデスクトップの映像の画質や解像度を調整可能。画面上部の[戻る]ボタンを押して、設定画面を閉じると接続が行われ、画面にPCのデスクトップが表示される。

無線LANで接続する場合は、PCのクライアントソフトの[接続]タブで“LAN”を選択し、[接続]ボタンをクリック
[ログ]タブを選択し、表示されているIPアドレスとポート番号を確認
Androidアプリの設定画面で[接続]ツリーを展開して[追加]項目を選択する
[TCP/IP]項目を選択し、PCのクライアントソフトに表示されているIPアドレスとポート番号を入力して[OK]ボタンを押す
設定画面の[スクリーン]ツリーで[キャプチャ]を選択すると、PCのデスクトップを画面に表示できる

 なお、[スクリーン]ツリーで“キャプチャ”以外の“グリッド”や“センターサークル”を選択した場合、黒背景にグリッドなどを重ねた画面が表示され、グリッドなどを目安にタッチすることでデスクトップのリモート操作を軽快に行える。また、ウィンドウズコントローラーはPCの音声をAndroidに転送できることも特徴となっており、音質を調整したり、音声を無効にすることで負荷の軽減を図ることが可能。

デスクトップをタッチ操作でき、テキスト入力も可能

 PCのデスクトップを表示した画面では、画面下部右側のボタンをタッチして、“タッチ”モードと“ディスプレイ”モードを切り替え可能。タッチモードでは画面をタッチしたり、なぞることでデスクトップをマウスでクリックしたり、ドラッグするような操作を行える。また、マルチタッチにも対応し、Windows 8のストアアプリをタッチパネルで操作するように扱うことが可能。ディスプレイモードではデスクトップの表示範囲の変更が可能で、ダブルタップやピンチイン・アウト操作でデスクトップの拡大・縮小ができるほか、ドラッグで表示位置を移動させることができる。

“タッチ”モードでは、Androidの画面をタッチすることで、PCのデスクトップ上でクリックなどの操作を行える
画面中央右側のボタンをタッチして“ディスプレイ“モードに切り替えると、ドラッグやピンチイン・アウト操作でデスクトップの表示範囲を変更可能

 また、画面下部中央の[Windows]ボタンをタッチすると、Windows 7以前のPCでは[スタート]メニューが表示され、Windows 8のPCをリモート操作している場合はスタート画面を表示可能。

キーボード型ボタンをタッチすることで、キーボードを表示し、PC上でテキスト入力することが可能

 さらに、画面下部左側のキーボード型ボタンをタッチすると、キーボードが表示され、PC上のテキストエディターなどでテキストを入力することが可能。キーボードは、設定画面の[キーボード]項目で配列を“国際配列”と“日本語配列”から選択できるほか、[ディスプレイ]項目の“パネルの透過度”を調整すると、キーボードを半透明にしてデスクトップを見えやすくすることができる。

“スキン”を変更して、さまざまなコントローラーとして使える

 メニューの[スキン]項目から“スキン”を変更することで、画面の外観を変え、特定のソフトの操作に特化したコントローラーとして使うことができる。“スキン”は作者サイトから無料でダウンロードでき、Webブラウジング用のコントローラーやテンキーなどが用意されている。また、PCのデスクトップを画面中央に表示し、周囲に操作用のボタンを配置したPowerPoint・Photoshop用のコントローラーや、オンラインゲーム用のゲームパッドとなる各“スキン”も用意。なお、PCのクライアントソフトに同梱された「スキン作成ツール」で“スキン”を自作することもできる。

メニューの[スキン]項目から“スキン”を変更できる
[ダウンロード]ボタンから[公式サイトより探す]ボタンを選択することで、作者サイトのダウンロードページにアクセス可能
Webブラウジング用のコントローラーやテンキーなど、さまざまな“スキン”が用意されている
PCのデスクトップを画面中央に表示し、周囲に操作用ボタンを配置するPowerPoint用の“スキン”などもある

 なお、本アプリは420円の有料アプリとなっているが、別アプリとして無料体験版も公開されている。あらかじめ無料体験版で動作確認をした上で有料版を購入するとよいだろう。

「ウィンドウズコントローラー」
【著作権者】
TNK Software
【対応OS】
Android 2.2以降
【ソフト種別】
ダウンロード販売 420円
【バージョン】
1.7(13/03/23)

Mozilla、「Firefox 20」を公開

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ニュース

Mozilla、「Firefox 20」を公開

新しいダウンロードマネージャーとウィンドウ単位のプライベートブラウジングを追加

「Firefox」安定版v20.0

 Mozillaは2日(日本時間)、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版v20.0を公開した。今回のアップデートでは新しいダウンロードマネージャーが追加されたほか、ウインドウ単位で“プライベートブラウジング”モードが利用できるようになっている。

 新しいダウンロードマネージャーは「Firefox」のツールバーに統合されており、ボタンやそのプルダウンから手軽にダウンロードの進捗が確認可能。別ウィンドウとして表示されていたこれまでのダウンロードマネージャーよりも使い勝手がよい。

 “プライベートブラウジング”とは、個人情報をローカルに残さずWebページを閲覧する機能で、「Firefox 3.5」から搭載されている。これまで“プライベートブラウジング”モードへの切り替えはアプリケーション単位で行われていたが、「Firefox 20」ではウィンドウ単位で切り替えられるようになった。

 従来の[プライベートブラウジングを開始]メニューが[新しいプライベートウィンドウ]メニューに置き換えられており、選択すれば新規ウィンドウを“プライベートブラウジング”モードで起動可能。通常モードのウィンドウとプライベートブラウジング”モードのウィンドウを混在させることができる。

新しいダウンロードマネージャー
ウィンドウ単位のプライベートブラウジング

 そのほか、一定時間応答のないプラグインを自動的に終了させ、ブラウザー本体のフリーズを防ぐ機能が新たに追加されたほか、Webページの読み込み、ダウンロード、プログラムの終了などといった処理が改善され、全体的なパフォーマンスが向上している。

 また、今回のアップデートには脆弱性の修正も含まれている。修正された脆弱性は全11件で、脆弱性の深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が3件、2番目に高い“高”が4件、3番目に高い“中”が4件。

 「Firefox」は、64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux/Android向けにも、それぞれ最新版が用意されている。

ソフトウェア情報

「Firefox」Windows向け安定版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
20.0(13/04/02)

(柳 英俊)

Mozilla、「Thunderbird」v17.0.5を公開

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ニュース

Mozilla、「Thunderbird」v17.0.5を公開

深刻度“最高”を含む複数の脆弱性を修正

 Mozillaは2日、メールソフト「Thunderbird」の最新版v17.0.5を公開した。

 本バージョンでは、全8件の脆弱性が修正されている。脆弱性の深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が3件、2番目に高い“高”が4件、3番目に高い“中”が1件となっている。なお“最高”に位置付けられた脆弱性のうち1件はLinux環境でのみ影響する。

 そのほか、メール編集時のフォントサイズ変更に関する仕様変更が行われている。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.0.5(13/04/02)

(加藤 達也)

【アップデート情報】窓の杜収録ソフト 4月3日

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アップデート情報

窓の杜収録ソフト

4月3日

インターネット・セキュリティ

    • Firefox

      v20.0(13/04/02)
    • 豊富なアドオンで機能拡張できるWebブラウザー

      フリーソフト
    • Thunderbird

      v17.0.5(13/04/02)
    • 迷惑メール対策機能などを搭載したメールソフト

      フリーソフト

【アップデート情報】パッケージ・ドライバー関連 4月3日

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アップデート情報

パッケージ・ドライバー関連

4月3日

ASRock

アクシスコミュニケーションズ(株)

サンワサプライ(株)

センチュリー・システムズ(株)

ソニー(株)

(株)ニコン

(株)バッファロー

(株)リコー

富士通(株)


Windowsでもフリック入力が可能な仮想キーボード「Fスクリーンキーボード」

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レビュー

Windowsでもフリック入力が可能な仮想キーボード「Fスクリーンキーボード」

ボタンを指でフリックする代わりにマウスでドラッグすることで入力する文字を選択

「Fスクリーンキーボード」v1.00c
通常のキーボードを模した画面

 「Fスクリーンキーボード」は、スマフォなどで一般的になったフリック入力をWindows上で利用できる仮想キーボードソフト。Windows XP/8に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7での動作も確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 起動するとデスクトップ最前面に通常のキーボードを模したウィンドウが現れる。このウィンドウを右クリックすると、フリック入力用画面に切り替わる仕組み。フリック入力用画面では、ボタンを指でフリックする代わりにマウスでドラッグすることで、入力する文字を選択可能。

 また、スマフォ向けのフリック入力と異なり、濁音や“っ”“ぁ”といった小書き文字専用のボタンが用意されているほか、アルファベット入力用のボタンも1つの画面内に表示されている。[Tab][半角/全角][Shift][Esc]キーや、カーソルキーを入力できるボタンが用意されているのも便利。

 さらに、通常のキーボードを模した画面でもボタンをドラッグすることで、[Shift][Ctrl][Alt]キーと組み合わせた入力を実現できる。そのほか、実際のキーボードで入力した際は該当するボタンの色が変わるほか、ウィンドウの端をドラッグすることでウィドウサイズを自由に変更可能。

ソフトウェア情報

「Fスクリーンキーボード」
【著作権者】
sumishiro 氏
【対応OS】
Windows XP/8(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00c(13/03/15)

(長谷川 正太郎)

【アップデート情報】電子書籍新刊情報 4月3日

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アップデート情報

電子書籍新刊情報

4月3日

青空文庫

青空文庫

  • 掲載の新刊情報は青空文庫のご提供によるものです。
  • 各書籍のファイル形式は書籍閲覧時のものであり、配布形式とは異なる場合があります
  • 掲載内容などの情報は、変更となる場合もございますので、あらかじめご了承下さい。

リモートデスクトップソフト「Mirror-DTC」v1.2.3が公開

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ニュース

リモートデスクトップソフト「Mirror-DTC」v1.2.3が公開

Windows 8対応と64bit版OS向けバイナリの追加

「Mirror-DTC」v1.2.3(DTCService)

 Windows/Mac OS X/Ubuntu/Androidに対応するリモートPC操作ソフト「Mirror-DTC」の最新版v1.2.3が、2日に公開された。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

 「Mirror-DTC」は、リモートPCのデスクトップ画面をキャプチャー・圧縮して転送するタイプのリモート操作ソフト。デスクトップ操作向けと動画視聴向けの2種類の圧縮モードを搭載するほか、リアルタイム性の高いUDP接続と信頼性重視のTCP接続が選択可能。ネットワーク負荷を低く抑えられるECOモードなども搭載しており、さまざまな用途へ柔軟に対応できるのが特長だ。

 また、サーバーアプリケーションとして、ログオン画面やUAC画面の操作に対応したWindowsサービスとして動作するタイプ(DTCService)と、インストール不要の簡易タイプ(MCSrv.exe)の2つが選択可能。さらに“Cross-Platform Pack”を利用すれば、Mac OS X/Ubuntu/Android環境でも利用できる(Androidはクライアント機能のみ)。

 本バージョンは、前バージョンのv1.2.2との互換性を維持しつつ、それぞれの対応プラットフォームへの最適化が施されている。たとえば、Windows版では64bit版OS向けのバイナリが追加されたほか、Windows 8への対応が行われている。一般的に64bit版のほうが性能に優れるとのことで、64bit版の利用が推奨されている。なお、「DTCService」の32bit版と64bit版を併用することはできないので注意。どちらか一方をインストールする必要がある。そのほかMac OS X/Ubuntu向けバイナリでも、ネイティブコード化やOpenGLを利用した画面描画により、パフォーマンスが大幅に向上しているという。

 なお、v1.2.2で提供されていたJava版のバイナリは廃止されている。Ubuntu用のバイナリは、JNI(Java Native Interface)ライブラリが読み込まれない場合に、Java仮想マシン(JVM)で動作するように設計されているため、Java環境で利用したい場合はUbuntu用が代用できるとのこと。ただし、とくにサーバーソフトで性能が著しく劣化するので注意。

ソフトウェア情報

「Mirror-DTC」
【著作権者】
T.Ishii 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8(64bit版を含む)など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.3(13/04/02)

(柳 英俊)

YouTube動画をリピート再生可能にするChrome拡張「Auto Replay for YouTube」

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YouTube動画をリピート再生可能にするChrome拡張「Auto Replay for YouTube」

区間リピート再生にも対応、URLによりほかのユーザーとリピート区間を共有できる

「Auto Replay for YouTube」v1.9.25

 「Auto Replay for YouTube」は、“YouTube”の動画をリピート再生可能にする「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v26.0.1410.43で動作を確認した。ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

 インストールすると、YouTube動画の下部に“Auto Replay”チェックボックスが追加される。チェックボックスをONにすることで、動画をリピート再生することが可能となる。さらにチェックボックスの左側をクリックすることで入力欄が表示され、任意の区間をリピート再生することが可能となる。

 入力欄には手動でリピート再生の開始・終了時間を入力できるほか、動画の再生中に[Shift]+[Enter]キーを押すことで、再生中の時間を直接入力することが可能。カーソルキーの上下で1秒ずつ時間を調節でき、[Shift]キーを押しながら同様の操作を行うことで、5秒ずつ調整できる。

 また本拡張機能でリピート再生を行うと、動画のURLに開始・終了時間などが埋め込まれる。このURLを本拡張機能を利用しているほかのユーザーへ送ることで、同じ区間で動画をリピート再生することが可能となっている。

ソフトウェア情報

「Auto Replay for YouTube」
【著作権者】
Sridhar PG 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.9.25(13/03/05)

(加藤 達也)

ダイジェストニュース(4月3日)

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ダイジェストニュース

ダイジェストニュース(4月3日)

Secunia、「Skype」旧バージョンの脆弱性を公表 ほか

ソフトウェア

インフォメーション

(窓の杜編集部)

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